古本カタログを眺める

furuizo2007-04-16

 これも休憩用の本です。毎日気分転換ばかりのようで申し訳ありませんが、仕事の合間に、ぱらぱら、読むのではなく、眺める本。「古本カタログ」(東京都古書籍商業組合編2003年晶文社刊¥1800円)です。
 神田神保町の入口にある古書会館(住所は小川町)が建て替えでオープンするのにあわせて発行されました。古本半分最近の本半分で、対比させて取り上げてあります。たとえば、「乱れ髪」と「サラダ記念日」、そしてそこに価格も。各95万円と980円と。別の頁には「幕末の瓦版」8万円と、「フォーカス創刊号」定価¥150円、古書価¥500円と。
 解説と一緒に、そんなこんな取り合わせのイベントが、ギッシリ詰まった1冊。細かい字を追っての、値付け仕事の間の清涼剤にはなります。価格(古書価格)が入ってるのが又嬉しいのです。古本屋としては。