「江戸時代古地図総覧」を見る

furuizo2007-09-09

 旅行でも地元の歴史を調べるのでも地図は便利なものです。今新刊で手に入る地図ももちろんですが、ちょっと歴史をさかのぼって少し前の、ウーンと以前の地図もじっくり見ると面白いものです。
 でもそんなとき少し手助けがあると理解が早まります。「江戸時代古地図総覧」(別冊歴史読本事典シリーズ・新人物往来社発行1997年刊)です。
 ”江戸時代の「古地図」をジャンル別の100点選び、その魅力と役割を探る!”と表紙にあります。428頁のこの本の全部に目を通すのはしんどいですが、私はいつものように必要なところでだけ、もしくは興味のあるとこだけを拾い読みします。
 「古地図を手に東京を歩く」など楽しそうですね。へーここは元お大名屋敷だっあのかーとか、エーここは以前は川だったノーなど、1枚の地図からタイムスリップまで出来ちゃいます。
 私は「西洋の日本古地図」とか「伊能忠敬の全国測量」「国絵図について」などに興味を引かれますが、ほとんど仕事がらみですねー。
 興味を推し進めるのに、その対象についてほんの少しの知識とかルールを知ればグンと近づけます。ごく簡単な入門書の目次から、気になったところだけを拾い読みするだけでよいのですから。私もそうやっています。続かなかった分野も多々ありましたが。