郷土史の入門書

furuizo2007-04-03

 自分の住んでいる地域の歴史とか成り立ち、活躍した人物の来歴や影響、他の地方と違う独特の植生などなど郷土には調べる事で広がる楽しそうな事柄がたくさんあります。
 私の場合はまず北海道です。そこで又、参考書もしくは入門書の登場です。この本が入門にはちょっと初級とは言い難いとしたら、取り組む時代が江戸期が中心ですので入門のなかでも中級となるかも知れません。
題名は「北海道史の歴史」、そして副題は「主要文献とその著者たち」で、書いたのは「高倉新一郎」です。これで文献を通して松前藩の成立と近世(江戸時代)の歴史を見通す事が出来ます。なお後半には明治時代の研究と文献も出て参りますが、読んでも調べるんでも興味を駆り立ててくれるのはやはりこの時代ではないでしょうか。
 石高制の時代の中で唯一「無石」(米を作っていないので)であった松前藩の歴史は興趣をそそられますよ。
あなたも町の歴史をちょっとだけ読んでみませんか。