「コンサイス日本地名事典」を引く

furuizo2007-05-30

 地図帳以外で、地名で役に立つ参考書はまずこれでとどめです。「コンサイス日本地名事典」(1989年)、「コンサイス外国地名事典」(1991年共に三省堂編集発行)です。
 これでどれほど恥をかかずにすんだ事か。地方誌を、地図を主たる扱いにしていて、その地名が何県か分からない、そもそも読めない、外国ではどこの国かかいもく分からない、など実にしょっちゅうなので困っているのです。
 たとえば「大島」ですが、この事典ではなんと、27カ所掲載されています。大島と出てきてすぐ、東京都に分類するというわけにはいかないのです。あやしいときふたしかなときは、ともかくまず引く、これです。
 そして大活躍なのが巻末の索引。難字そうなのが7600点、もちろん画数引きで載っています。外国の事典も同様に索引が必須。おまけにラテン文字索引の他に、「漢字索引」もあります。もちろん中国などの地名用です。