「江戸人物ものしり事典」を眺める

furuizo2007-05-29

 長きにわたる江戸期には幾多の登場人物がいる。教科書に載るほど有名ではなく、又学究的な事とは少し距離を置く分野のひとで調べたい人が出てくる。そんなときに「江戸人物ものしり事典」(別冊歴史読本・伝記シリーズ10江戸時代を彩った360人のものしり伝記昭和54年新人物往来社刊)です。
 雑誌判で説明と顔が(その当時の主に絵ですが)出ているのが親しみがある。「学問・思想の指導者30人」などの他に「庶民文学の担い手30人」「土木建築の技術者30人」「江戸のアウトロー30人」などあるのも楽しい。
 もっぱら拾い読みしてるだけですが、細かい事は専門の他の事典に頼るにしても、脇を固めるのに雑知識を得るのには最適です。